今更『恋が咲く季節』について色々考えていたことをつらつら

 第7回シンデレラガール総選挙もとっくに終わり、この時ボイス追加が決定した南条光・喜多日菜子・鷹富士茄子の3名のボイス付き恒常SSRも全員追加された。そして今月31日にはもう第7回シンデレラガール総選挙の上位楽曲のCDも発売する。

 それなのに何故今更第6回の楽曲のことを?と思うかも知れないが、これは恋が咲く季節のイベントが開催されたときからずっと思っていたことを今の内に言っておかないといけないと思ったからだ。SS3Aの感想で「alwaysは総選挙組だけでなく全てのアイドルが歌ってほしい。担当に『私を選んでくれてありがとう』って言ってもらえることを想像すると泣けるから」的なツイートを見たっていう理由もあるけど。

 まず結論から言うと、この楽曲は自分が今まで聴いてきたシンデレラガールズの楽曲の中ではトップ10に入るくらい好きな曲だということだ。それは自分が担当しているアイドルの中でボイスが付いている龍崎薫・依田芳乃の二人が歌う楽曲よりも上だと言える。別にこの楽曲で担当は誰一人歌ってもいないのに。どうしてこんなに好きになったの?その理由と考察を語らせてほしい。

 

1.まず始めに

 楽曲のことを話す前に、まず自分がアイマスに触れていった経緯という名の自分語りをしておきたい。多分これを先に言っておかないと、楽曲についてここまで好きになったことをうまく説明できないと思ったので…

 まず自分がアイマスに触れたきっかけは、行きつけの家電量販店に雪歩の痛車が停まっていたことだ。多分この時はアイドルマスターSP(961プロや貴音と響が初登場するPSPアイマス。美希がライバルで出てくるよ。)が発売したばかりの頃だったと思う。そこで自分と雪歩にちょっとした共通点を見つけてしまい、その後正月にSPを購入。晴れてプロデューサーに。でもこの時はゲームが難しくてあまりできず、プロデュース業も減っていった。

しかし数年後、装甲騎兵ボトムズの次回予告とシンデレラガールズのネタを絡めた動画をきっかけにアイマスに再熱。ボトムズが先だったかスパロボZが先だったかは忘れたが、確実にボトムズ絡みでシンデレラガールを始めた。

 で、雪歩がいるPaでゲームスタート。始めた当初、Twitterで「引退する」と言っていた先輩Pから小梅や杏、晶葉やむつみなど当時強かったアイドル達をを受け継いでいたものの、やっぱりPaの戦力を強化したくて適当にNアイドルを特訓していくうちに、とあるアイドルの笑顔に心を奪われる。

 龍崎薫だ。この時はまだ新春しか別のカードはなかったと思うのだが、ホントにあのN+の笑顔がきっかけでそのまま薫の担当を始めた。まあでも後に発売するCDもほとんど興味を持たず、Paだからという理由で城ヶ崎姉妹のCMくらいしか買わなかった。しかも毎日ずっとプロデュースすることもなく、数か月もログインしないなんてザラである。薫の新カードでようやく再熱したくらいだし。

 再熱後「誕生日が同じ」だという理由で登場して間もない依田芳乃のプロデュースを始めたり、「5人編成なのに2人だとバランス悪いし過去に出会った中で気になった子も担当しよう」という理由で冴島清美、メアリー・コクラン、三好紗南の担当も始めた。そしてアニメ放送。

 

ここで転機が。

 

 千枝が喋った。春菜も喋った。後の回で早苗さんも雫ちゃんも亜季さんもメロイエの3人も唯も里奈も喋った。サプボですよ、サプボ。このサプライズによるTwitterの盛り上がりは毎回凄く、「うちの担当もアニメに出るかな?」という期待感が日を追うごとに強くなる一方。今までそれほど興味がなかったCDもOPのstar!!のCDをきっかけに買い集め始める。10thLIVE、サマフェスもLVで観た。そして何より2期で薫にサプボだ。ホント嬉しかったね…あの時の高揚感は今でも覚えてる。ボイスが付くことによって歌が貰えるんだって思ったもん。だってその前に同じサプボ勢の早苗さんもCMに抜擢されたり、後のアスタリスク回でも夏樹が2曲歌ったもん。

 そしてデレステですよ。デレステデレステでsnow wingsを筆頭にデレステ発の新曲イベをどんどんリリースし、デレステ発の楽曲の3曲目でようやく薫が参加する新曲『ハイファイ☆デイズ』。クッションに顔をうずめて叫んだよ。ホントに…声が付くってだけでこんなに活躍の機会が増えるんだなって思った。出番が増える機会はアイドルによって違うんだけど、やっぱりそので出番が増えるきっかけが貰えるってホントに良いよね。灰をかぶっていた女の子が魔法使いによって豪華な服を貰う、タイトルにもなってるシンデレラのようにさ…

 後に芳乃も総選挙総合5位にランクインし、同年の4thLIVESSAの初日でもしゅがーはぁとと三船さん、乃々の3人と一緒にお城の説明を始めるし…ホントに、同LIVEのアンコールで披露されたEVERMOREの歌詞の『仲間の数が増えるたびに叶う願いも増えていく』ってのを実感できるもんだ…

 

 さて、前置きが長くなって本当にごめんなさいですが、これから肝心の恋が咲く季節について色々話していこうと思う。こっちがメインだよ!!

 

 

2.恋が咲く季節の歌詞に込められた何か

これは自分の勝手な思い込みだと言われればそうかも知れないし、もしくは他の人も言ってるかもだけど、この楽曲の歌詞には『新しくボイスが付いたばかりのアイドルのこと』も歌ってるのではないかなぁって思う。流石に全部が全部そういう意味にも解釈できるかと聞かれれば答えに詰まってしまうが、歌詞の一部がホントにそう解釈できてしまうので、自分が発見できた部分だけ…

 

(引用元:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS!! 恋が咲く季節 歌詞&動画視聴 - 歌ネット)

まず1番のサビ直前の

『「本当は好きです」今は言える!』

デレステでこの楽曲のイベを走った方なら分かるかもですが、今まで声が実装されていなかったのが、声が実装されたことによって気持ちを声に出して伝えられる!って思うワケですよ。しかもこの部分の真価が発揮されるのは、通常版またはCD版で聴くよりもビギナーズの5人(藤原肇、荒木比奈、喜多見柚、関裕美、村上巴の5人ユニット。第6回総選挙でボイスが追加されたメンバー)で聴いた時。ホントに…ようやくこの5人も言えるようになったんだなって思っちゃうね…

 

で、もう一つは2番Aメロの

『片思いのままで流れていく時間が止まることを知らず醒めない夢の続きは

 口づけを待ってるだけの眠り姫のようにいつかは目覚めて幸せになるから』

って部分。ここが特に『新しくボイスが付いたばかりのアイドルのこと』を歌っているんじゃないかなって思うところね。

まず歌詞をバラバラにして意味を解釈すると、

 

『片思いのままで流れていく時間が止まることを知らず醒めない夢』

→これは『まだボイスが付いていないため、歌声を届けたりLIVEに出たりする機会がない』とする。それが醒めない夢となってずっと続いているんだろうなぁ…

 

『口づけを待ってるだけの眠り姫』

→この眠り姫は『まだボイスが付いていないアイドル』。上記の夢から醒めず、ずっと眠ったままなので待っていることしか出来ないのだ…

『いつかは目覚めて幸せになる』

→上記の意味を当てはめた場合、この部分は『ボイスが追加される瞬間からその先の活躍』のことを言ってるのかと。

 

 

さて、上記の解釈で纏めると…?

 

 

他の箇所もそういった意味に捉えられる部分が色々あるかも知れんですが、自分がそう強く感じたのはこのあたりです。そう考えるだけでホントに泣ける…担当がボイス付いた瞬間のあの気持ちを思い出させてくれるんですよ……大好き。ESTiさんありがとう……

 

 

3.終わりに

また自分語りになりますが、自分のボイス付きの担当がシンデレラガールになるのは確かに嬉しいのですが、どちらかと言えばまだボイスが付いてない他の誰かが総選挙上位によって活躍の場が与えられるのがすごく嬉しかったりします。

サプライズやCMなどで声が付く機会もあまりありませんし、たった一つ確実に存在する『総選挙』というチャンスを生かしてこれからも新たな仲間を増やせるよう頑張っていきたいって思わせてくれる楽曲だと思います。カナリアサマーとかイグニッションZEROとかいつか実際のLIVEで観てえ……

 

最後に一言。フルで聴け。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。